全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 自重 (g) | 先径 (mm) | 元径 (mm) | 適合 ハリス (号) | 錘負荷 (号) | 適合 ルアー (g) | カーホ゛ン 含有率 (%) |
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1.9 | 2 | 120 | 96 | 1.0 | 8.9 | 〜5 | 15-60 | 30-100 | 48 |
パイオニアとしての矜持とダイワテクノロジーが融合した3代目リーディング(6:4調子)
船釣りを楽しむアングラーであれば知らぬ者なしと言っても過言ではないダイワ船竿の代名詞「リーディング」。沖釣りの世界に革命を起こし、ライトタックルやライトゲームという概念を定着させる立役者となった初代の登場以来、常に進化を止めることなく市場をリードし続けている。
驚異の軽さと感度を実現した『AGS(エアガイドシステム)』を搭載した7:3調子ライトゲームロッドのダイワ最高峰モデル「リーディング 73 AGS」の優れた要素を凝縮し、素材を一から見直して最新のテクノロジーでブラッシュアップしたのが3代目となる本作。
「これでしか取れないアタリがある」との声がよく寄せられる『AGS』と、一般的なカーボンソリッドとは一線を画する高感度「メガトップ」とを組み合わせた超高感度カーボンソリッド穂先を搭載。
元部にはダイワ独自のカーボン強化素材を利用した軽量・高剛性・高感度の「AIR SENSOR SEAT(エアセンサーシート)」を採用。95g〜109gまでという驚きの軽量化に成功しながらも、いたずらに軽さばかりを追い求めることはせず、ロッドを操作した際の先軽感とコントロール性能・リフティングパワーにこだわり、ネジレ防止の最適構造「X45」を採用。ブランク本来の性能を十二分に発揮させているため、見た目からは想像できないパワーと操作性を有する。
クセのないスタンダードな調子と最先端のダイワテクノロジーが生み出す真のオールマイティ性能は、ライトゲームはもちろん一般的な胴付釣りやコマセ釣り、タイラバやベイジギングにも威力を発揮。マダイ・イサキ・アジ・サバ・イナダ(ハマチ)・ワラサ(メジロ)・ヒラメなど、船釣りで定番と言える人気魚種はもちろん、使い方次第でもっと幅広い釣種に使える「運動神経のいいロッド」である。
64 調子 6:4
アタリをはじかない柔らかさと魚が掛かってからの粘り強いリフト力が特長で、様々な釣りに幅広く対応。タイラバ・ライトコマセマダイ・タイサビキ・食い渋り加太高仕掛け等に特におすすめ。
73 調子 7:3
穂先部でアタリを取り、誘いを掛け合わせていく釣りを意識したアイテム。しなやかな穂先は食い込みも良く操作性に優れており、マダイ・タチウオ・マゴチ・ヒラメ・カレイ・イサキ・アマダイ・カサゴ・タイラバ・ベイジギング等に最適。
82 調子 8:2
感度と高い操作性が威力を発揮するゲーム性の高い釣りに向いた先調子アイテム。タチウオ・マルイカ・カットウフグ・カレイ・タイ・カサゴ・ソイ・アナゴ・ウマヅラ・カワハギ・他各種ライトゲームに好適。
※ご注意
電動リールを使用される場合、ダイワ電動リール300サイズまでのご使用を推奨します。
300サイズのダイワ電動リールのうち、スーパータナコンX300Wおよびシーボーグ300は装着できません。また400サイズ以上は商品により、フット部に厚みを設けておりますので装着できません。予めご了承ください。
AGS(エアガイドシステム)
軽さと剛性がかつてない感度を生む。
「ガイドが軽量になることのメリット」
カーボン素材ならではの未来的な外観もさることながら、AGSの最大の特長は従来比約40%にも達する軽量化を果たした点。タックルをセットした時に感じる重さはほとんどリールと仕掛けのみと言っても過言ではないだろう。先端部が0.8mm〜1.2mmという繊細なロッドにおいては、ブランクスに装着されるガイドの僅かな重量差も大きな性能の差として現れる。ガイドが軽ければ軽いほど、ブランクスの振動伝達性や形状復元力、すなわちブランクスが本来持っている実力が損なわれることなく発揮される。
「剛性アップによる感度の向上」
一般的な金属フレームはカーボンに比べて剛性が低いため、魚のアタリなど、ラインから伝わる振動をある程度吸収してしまう。しかしカーボンフレームは硬くて歪み難い性質を有するため、ラインの振動が手元にダイレクトに伝わる。例えばボトムを取って釣るスタイルでは、まるで1〜2ランク程度重いウェイトで海底を探っているかのように錯覚するほどの圧倒的な情報伝達能力を誇る。船釣り上級者から「AGSでしか取れないアタリがある」との感想がよく聞こえてくるのもこの超高感度が一因である。
AIR SENSOR SEAT(エアセンサーシート)
理想のリールシートを追求したカーボン強化樹脂素材を採用
軽くて強く、腐食しない。さらに重量比強度でマグネシウムを上回るという不可能を可能にしたダイワのカーボン樹脂素材「ザイオン」。このテクノロジーを応用し、リールシートに最適な剛性・強度・感度・軽さの最適なバランスを追求して生まれたカーボン強化素材を利用した新たなリールシート。カーボン繊維によって従来の樹脂よりも強度がアップしているため、その分肉を削って軽量化することに成功。さらに剛性の高さは感度の良さに直結するため、『AGS』によって感知されるアタリなどの振動がそのまま手へ伝達される高感度仕様となっている。
メガトップ
カーボン繊維と樹脂が均一に分散したダイワ独自のカーボンソリッド穂先「メガトップ」を搭載。一般的に流通しているカーボンソリッドに比べて素材のムラが少ないため強度が飛躍的に向上。これにより細径で柔軟、ハイテーパーな穂先を作ることが可能。カーボン素材特有の手に響く感度はもとより、穂先に表れる視覚的感度も大幅に向上。AGSとの相乗効果で他の追随を許さない驚くべき感度を発揮する。
X45&V-ジョイント
パワー・操作性に革命をもたらすネジレ防止の最適構造
「X45」
カーボン繊維の配向角度と弾性率の関係は極めて特殊であり、1でもカーボン繊維の角度がずれると弾性率は大きく低下する。よって、竿の性能を考慮した場合0・45・90が理想的な構造であり、他のX構造のように中間の角度(例えば60〜75前後を変動)にした場合、「X45」に比べて「ネジレ」、そして「ツブレ」の弾性が低下するのが、上のグラフから見てとれる。また中間の角度で「X45」と同等のパワーを発揮させるためにはかなりの重量アップが必要となる。最も弾性率の高い3つの角度を採用している「X45」は科学的に裏付けされたネジレ防止の最適構造なのである。(※世界共通の商標として「Xトルク」から「X45」に呼称変更)
「V-ジョイント」
従来の竿の継ぎ部は節が2つ重なるため、張りが強くなりすぎて突っ張ってしまい、スムーズに曲がらずひずみが生じてパワーロスを引き起こしやすい。V-ジョイントは、ロッドが可能な限りゆがみの少ないきれいなカーブを描くよう、継ぎ部にバイアス構造のカーボンシートを採用したダイワ独自の技術。穂先から手元にかけて、あたかもワンピースロッドのようなきれいな曲がりを実現し、V-ジョイント未搭載のものに比べてパワー・竿の張り・曲がりからの戻りの早さが大幅にアップ。繊細さと力強さの絶妙なバランスを備えた理想的な粘強調子で大物も優しくあしらえる。
穂先部の『AGS』以外はKガイド(オールSiCリング)仕様で糸絡みを軽減。
リールシート位置を従来モデルより55mm上げることで、肘当てスタイルでもより邪魔になりにくく、脇当ても可能なバランスに設計。
海上で映える赤と黒のカーボン調を基調としたデザイン。
付属品
クロロプレン製ロッドベルト
竿袋